新しい時代
桜が徐々に満開に近づいてまいりました。
なかなか歩くことが少ない私ですが、ゆっくりと歩いてみたくなる光景と気候になってきました。
緊急事態宣言もようやく解除になりました。
しかし、またリバウンドの気配ですね。
もうしばらくは、経営者の皆様は頑張らないといけない様です。
経営者の皆様、共にもう少し頑張りましょう。
セミナー業務が100%稼働出来ない状況で、私がいつも考えるのは新型コロナウイルス感染症の収束後の事です。
多分、経営者の皆様は私よりももっと早くお気づきだと思いますが、コロナが収束しても以前に戻ることはないということ。
なぜなら、日本企業のオンライン化も一気に進み、業務効率が大きく改善されました。
このことにより、必要人員数が大きく変わった企業もあったのではないでしょうか?
またオンライン化により、人と人を繋ぐコミュニケーションの取り方も変わってきました。
オンラインに馴染める現役世代の皆様は、仕事とプライベートの使い分けを行ない、充実した日々を送っている方も少なくはないと思います。
しかし、管理職の立場にいる方々から聞こえる声は、『オンラインではコミュニケーションが取り難い』や『しっかり仕事しているか管理が出来ない』等ネガティブな声が聞こえてきます。
やはり世代間での価値観のズレは出てしまうようです。
しかし私は、この現象は『世代間の価値観のズレ』とは思っていません。
私も世代的にいえば、管理職側の立場です。
私はセミナーでオンラインを使用します。
当初は、私もオンラインでは・・・と思っておりました。
しかし、使い慣れてくるとオンラインでも十分にコミュニケーションを取ることは可能でした。
対面と比べると少し時間を要するかもしれませんが、コミュニケーションを取ることは出来ます。
『オンラインではコミュニケーションが取れない』ではなく、単にパソコンスキルやスマホスキルだけの問題だけではないでしょうか?
それを、オンラインの責任に転嫁しているだけではないでしょうか?
また、『部下のしっかり仕事をしているか管理が出来ない』これは、上司と部下の間に信頼関係が築けていないだけです。
この場合は、オンラインより以前の問題だと思います。
信頼関係が築けていない管理職の皆様は、まず信頼関係を築きましょう!
今、新しいものを取り入れるのはすごくチャレンジです。
しかし、同じことをしていても企業は衰退してしまうだけで、決して成長していくことはありません。
アフターコロナのためにも、新しいことを始める時だと思います。
ある飲食業の社長様とお話をさせていただいた時に仰ってました。
『今は、国から補助金等で何とかという状況だけど、コロナの様な事態はまた起こると思う。そのために、営業形態を変えようと思う。』
こんなご相談をいただきました。
私は、まさしく伸びる企業は前を向かれていると思いました。
『コロナだから仕方ない』などと思っている経営者の方は、前を向きましょう。
オリンピック選手でも同じです。
耐えるだけでは、必ず体力に限界が来ます。企業も同じです。
限界が来る前に、一歩踏み出すことが大切だと思います。
その踏み出した一歩が、新型コロナウイルス感染症収束後の企業の新しい形だと思います。
今を見ていては、企業の成長はあり得ません。
先をしっかり見て、動き出しましょう、社長!
前を目指す企業への国からの補助金もあります。
今こそ、自分自身とあなたの会社に大きな変化を与える時だと思います。
もう春です!耐えるだけでなく、動き出しましょう!
きっと、その企業には熱くなる夏がきます!