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ある居酒屋で

経営者の皆様、会社幹部の皆様、社員教育はしっかり出来ていますか?

今日は、私の実体験である出来事をお伝えしたいと思います。

私が店舗の責任者で仕事をしていた時のことです。

ある日、女性社員Aさんが仕事の件で相談したいと言ってきました。

社内では話がし難いと言われたので、食事をしながらでも話そうとなりとある居酒屋へ行きました。

しっかり話しをしようと思っていたので、個室を予約しまた。

個室といっても、外からは見えなだけで仕切り程度のものでした。

Aさんの相談を聞いた後に、食事をしながら他愛もない話しをしていました。

たまたま話が途切れた時に、何やら女性2名の話し声が聞こえてきました。

お酒が入っていたせいか、店内中に聞こえるくらいの大きな声で女性たちは話していました。

あまり気にしていなかったのですが、あるフレーズが耳に入ってきた瞬間にAさんと共に耳をすまして聞きました。

『この間来た客の〇〇は、結局B店で契約したみたい。うちで決めない理由も分からないし、趣味疑うわ!』

と、面白可笑しく話していました。

実は、B店というのは私が責任者を行なっている店舗の事で、お客様の〇〇様はAさんの担当顧客でした。

私たちは個室でしたので、存在に気付かなかったかもしれませんが、お客様の個人情報が駄々洩れでした。

たまたま同業者の私たちだったので問題にはしませんでしたが、もし私たちでなく〇〇様のご友人やご親族様がお聞きになられてしまったらどうだったのでしょうか?

企業のコンプライアンスにも問われかねない事象です。

仕事終わりのアフターは、どうしても気が緩み会社の愚痴等を言いたくなるのは分かります。

ただ、お客様を愚痴ったり侮辱するのは企業のコンプライアンスとし問題視すべきことですよね。

今回のある居酒屋での出来事は、恐らく経営者の皆様や幹部社員の皆様の知らないところで常日頃から行なわれいることが考えられます。

個人情報保護の観点から、資料やデータの管理は企業として徹底されていると思います。

しかし、人の頭の中(記憶)の管理は企業では鍵をかける事が出来ません。

その鍵をかける方法は、社員の教育しかありません。

社外でお客様の個人情報を漏らしては駄目です!というような指示を出しても、必ず漏れてしまいます。

ここを止める方法は、ただ一つです。

常日頃からの教育しかありません。

今まで、そういった教育をしてこなかった企業様は、そういった観点からも危機管理が必要になります。

『うちの社員は大丈夫!』その様な考えは危険です。

今までが、たまたま無事だっただけです。

会社を守るのは、経営者や幹部の仕事です。

皆様の企業をリスクから守ります。

是非、お気軽にご相談下さい。

 


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